榊原信行RIZIN実行委員長にツイッターで直談判した日菜太。「1ラウンド目は3秒に一回蹴って倒す！」とキックでのKOを宣言した。

—RIZINに出ることになった経緯を教えてください。
強敵に勝っても自分がなかなか変われなくて、これじゃ報われないという思いを抱えていて、いてもたってもいられなくなったので、僕のほうから榊原さんのツイッターに「使ってください」と直談判したんです。結果はちゃんと残していたし、今の僕なら言う資格もあるだろうと思って。

—初めてのMIXルールに対して、不安はないのですか。
立ち技ルールの時でも、逃げに徹されたら僕のよさは消えてしまう。だから、いつものキックの試合に比べれば、僕が負けるリスクははるかに高いと思います。でも、やらないで後悔よりはやって後悔。しっかり勝って、僕の大舞台を待っていてくれたファンの人に恩返ししたいです。

—1ラウンド目が立ち技ルールですが、そこではどんな展開を。
いかにそこで自分を出せるかですよね。僕はずっと動くつもりですし、これはやるかやられるかの勝負なのでもちろんKOを狙います。僕は左の蹴りだけでここまで来ているので、ぜひ“日菜太の左”を見てほしい。久しぶりに地上波に映るチャンスなので出し惜しみせず、3秒に一回くらいは蹴りたいですね。

—現在はどんな練習やトレーニングをしていますか。
今は基本的に一日2回、2時間ずつの練習をしています。打撃の練習をやったり、グラウンドの練習をやったりと幅広いメニューを実践しているので、勝てる自信は十分あります。

—最後に、RIZINへの意気込みを聞かせてください。
K1MAXが無くなっても、今までの5年間、戦い続けてきた強さを見せたいですね。やめようと思ったこともあったけど、ようやく知ってもらえるチャンスが来た。格闘技を続けていてよかったと思えるような試合をしたいです。