—この試合のためにどんな調整をしてきましたか。
9月からチームみんなで練習してきました。練習内容もかなりきついものでした。チーム全員がしっかりしたコンディションで試合に臨めると思います。

—対戦相手の印象は？
サイズが大きいし、かなり強力な攻撃力を持っていることもわかったので、スピード感が必要だと思っています。相手の弱いところを見つけていきたいと思っています。

—今回のオファーを受けた時にはどんな心境になりましたか。
MMAの試合には5年間出ていなかったのですが、このオファーを頂いた時には、拒否する理由はない、チャンスなのでぜひ出てみたいと思いました。

—その5年間はどのように過ごしていたのですか。
18歳の時にMMAを始めましたが、ある時頭の中で一回MMAをストップしてみようという気持ちになりました。その後5年間はコンバットサンボに力を注いでいました。その間に5回ヨーロッパのチャンピオン、5回世界選手権のチャンピオンになっています。

—ヒョードル選手は、どんな存在ですか。
ロシアにおいても世界においても唯一の人物です。ロシアのMMAの発展に貢献した人で、彼の記録を破ることは誰もできません。私にとってはコーチでもあり、先生でもあり、友人でもあります。

—今回の試合でいちばん見せたいところは。
観客が見て楽しい、興奮するような試合、見ごたえのある戦いをしたいです。もちろん私が勝ちたいと思っています。