ピーター・アーツ

「20世紀最強の暴君」と呼ばれ、K-1の黎明期・創成期を支えた偉大なるキックボクサーだ。K-1グランプリを94年、95年、98年と3度制しただけでなく、数々の名勝負、鮮烈なるKOシーンを見せつけ、多くのファンを魅了した。05年には総合デビューも果たし、昨今ではプロレスのリングに上がるなど、幅広い活躍を見せている。

所英男

ZSTのリングで経験を積み、「闘うフリーター」として05年にHERO’Sのリングにデビュー。そのデビュー戦では、当時同階級最強と目されていたアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラを、下馬評を覆しTKO勝利を挙げ、シンデレラボーイとして脚光を集めた

才賀紀左衛門

妻にタレントのあびる優を持つ、新世代ファイターの一人だ。幼稚園より空手を始め、07年にはK-1 甲子園に出場。その後はK-1MAXの舞台で、同世代のファイターたちとしのぎを削る。

シング・心・ジャディブ

出身はインドだが、3歳より日本に移り住む。06年にキックボクシングデビューすると、長身とパワーを活かしたファイトでめきめきと頭角を表す。09年にはK-1アジアグランプリで優勝を飾り、極真世界王者のエヴェルトン・テイシェイラ、グーカン・サキといったトップファイターと激闘を繰り広げる。

ジェロム・レ・バンナ

「K-1の番長」「ハイパーバトルサイボーグ」「無冠の帝王」など、数々の異名を持つハードパンチャー。K-1のリングでは数々の名勝負を演じ、K-1の隆盛期を支える。そのデビューとなったのは95年の「K-1 GRAND PRIX’95 開幕戦」。佐竹雅昭、マイク・ベルナルド等を破り準優勝に輝く。

ブレナン・ワード

父親がボクシングジムを経営していた事から必然的に幼少よりボクシングを始める。高校生になってからレスリングを始め、アスリートとしての才能を開花させる。高校、大学とレスリングを続け、数々の功績を上げている。

長谷川賢

量級の人材が豊富な日本の格闘技界にあって、世界に通用する貴重な重量級ファイターだ。10年にプロデビュー以来、13戦12勝1分けと、いまだ無敗。バックボーンは高校時代から始めた柔道で、大学時代には全日本柔道強化選手に選出されている。

日菜太

破壊力抜群の左ミドルキックだけでなく、「七種類を使いこなす」と豪語する多彩な蹴り技を持つファイター。ロー、ハイはもちろん、決まれば相手を悶絶地獄に落とす三日月蹴りは、相手にとって脅威だろう。

宮田和幸

レスリングで鍛え上げられた鋼のような肉体美から、「ヘラクレス」ともあだ名されるフィジカルエリート。レスリングは10歳からはじめ、シドニーオリンピックではレスリング・フリースタイル63キロ級日本代表を務める。

フェリペ・エフライン

若干22歳ながらシュートボクセの伝統をきっちりと引き継ぐ若い核弾頭が日本に舞い降りる。どっしりと腰を落としたヴァンダレイばりのスタンスで頭を振りながら近づいてきて近距離で強打をブンブン振り回す。